理事長 岡田 雄二

私自身の上郡町での生活も30年が経過して、自分の人生の中で最も長く生活を続けている地域となりました。
平成5年に勝心会を設立して、翌年には上郡町で初めてとなる特別養護老人ホームを立ち上げ『ほうらいの里』と名付けました。そして、地域の皆さまの支えもあり27年間事業を継続することができています。今では歴史ある社会福祉法人として100名のスタッフを持つまでに成長し、上郡町内においては有力企業のひとつとなりました。
時代の流れとともに法人を支えるメンバーも世代交代をしてきましたが、この勝心会が地域にあり続けるためにも法人の理念を基に、誇りと歴史を大切にしながら今後も精進していく所存です。
施設長 西川 和代

令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の流行で兵庫県でも緊急事態宣言が発令され、当法人でもご家族の訪問制限、ボランティア活動の受け入れ中止、各種イベントや認知症カフェの中止等と暗い幕開けとなりました。
入居者のみなさまはもとより、ご家族や地域のみなさんも不安な日々を送っておられることと思います。私たちの職場である福祉施設は、この事態を受けても在宅ワークというわけにはいきませんので、一人ひとりが健康管理と節度を持った行動を心がけながら日々頑張っているところです。
さて、特別養護老人ホームでは、昨年7月よりミャンマーからの介護技能実習生2名を受け入れているのですが、今年3月に受けた介護技能実習評価試験に無事に合格することができました。
私自身、彼女たちの明るく元気な笑顔にいつも心癒されています。訪問制限が解除できた折には認知症カフェも再開しますので、ぜひ彼女たちに会いに来てください。
一緒に働きたいという方も大歓迎です。ご連絡をお待ちしています。
今はただ新型コロナウイルス感染症の流行が一日も早く終息することを願うばかりです...。